フリーランス医師の仕事が向いている科はどこか

フリーランス医師の仕事が向いている科はどこか

フリーランス医師が向いている科

こんにちは、Dr.KyoJiです。

普段はフリーランス医師として外来診療や手術業務、高額優良案件の日当直バイトを行いつつ、このブログではフリーランス医師としての働き方や医師の資産形成についての総合情報を発信しています。

フリーランス医師になる人の目的で一番多いのが「収入を増やすため」だと思います。

自分も勤務医時代の収入とフリーランス医師になった後の収入では、後者の方が断然高いです。

実際の自分の収入については以下の記事でお伝えしていますので参考にしてください。

フリーランス医師の収入を公開!-コロナウイルス蔓延下でも収入を伸ばすには-

最近こんな質問をTwitter経由でいただきました。

確かにフリーランス医師といってもその先生の専門の科で働き方は変わってくると思います。

「どの科がいいか」はその先生の働き方にもよってきますので、ここではフリーランス医師になる一番の目的「収入を増やす」にスポットを当てて考えたいともいます。

そこで今回はフリーランス医師の働き方をベースにどの科が「収入を伸ばすのに効果的か」についてお話しします。

フリーランス医師の仕事について再確認

フリーランス医師にあった科を考える前に、フリーランス医師の仕事について再確認したいと思います。

ここではフリーランス医師を「常勤ではない非常勤の医師」と定義します。

つまり非常勤として病院で勤務した場合の仕事の仕方、働き方について考えていきます。

フリーランス医師ってどのくらいいるの?

では実際にどれくらいの割合の医師が、非常勤医師、つまりフリーランス医師として働いているのでしょうか?

実は厚生労働省調べの医師の働き方調査で判明しています。

下のグラフは、常勤医師と非常勤医師の比率を示していまして、その割合は常勤医師が約70%に対して、非常勤医師は約13%となっています。

自分の率直な考えとして、「非常勤医師って意外と多いんだな」という印象を持ちました。

皆さんはこの数字をみてどう思いますか?

厚生労 働省医政局 医師の勤務実態及び働き方の 意向等に関する調査 平成29年4月6日

厚生労 働省医政局 医師の勤務実態及び働き方の 意向等に関する調査 平成29年4月6日

フリーランス医師の仕事をさらに細分化

フリーランス医師を非常勤医師と定義しました。

さらにこの働き方を細分化すると、フリーランスは「定期非常勤」と「スポットバイト」の2種類の働き方(=収入の得かた)があります。

つまり

フリーランスの医師=非常勤医師=定期非常勤 and /or スポットバイト医師

となります。

次に定期非常勤とスポットバイトの特徴を押さえましょう。

■定期非常勤

勤務日程が毎週、または隔週単位で決まっている働き方を定期非常勤といいます。

勤務日が決まっていますが、勤務時間的に常勤の定義を満たさない場合は非常勤となります。

非常勤医のいいところは、非常勤ではあるものの同じ病院で中・長期的に仕事を得ることができ、安定した収入が得られます

大抵は数ヶ月から募集が始まり、月始まりの勤務となることが多いため、早めに情報収集をして勤務先を決定したいです。

勤務期間は一般的に少なくとも半年以上で3−4年単位での勤務、というイメージです。

後述のスポットバイトよりも収入は安定し、フリーランス医師の収入の基盤になるものです。

■スポットバイト

スポットバイトは病院で医師が不足する状態になったときに、単発で発注される医師のアルバイトです。

条件によっては時給単価は定期非常勤より高めになることがありますが、いつでも求人があるわけではありません。

スポットバイトのいいところは、定期非常勤勤務の間にこれらを入れることができるところです。

また、スポットバイトをやっているうちに病院の事務長と仲良くなり、定期非常勤を任されることもあります。

その場合、スポットバイトの単価で定期非常勤ができることもあるので、収入面でもおいしいことがあります。

病院側にとっても仲介会社に紹介料を払う必要がないので報酬は多めにしてくれることが多いです。

フリーランス医師が仕事を得やすい科は?

それでは次にフリーランス医師になりやすい科を考えましょう。

ポイントはフリーランスの医師としての需要が高い科目や、高い報酬が得られる科目に焦点を当てましょう。

自分の専門科でフリーランスが向いているかどうかの判断になりますし、フリーランス医師が多い科目を知っておくことで、その科のスポットバイトを狙うことができます。

病院側から人気な科は産科、麻酔科

単純にその科の人材が不足しており、病院側から人気で案件報酬が高めであることが多い科目としては、産婦人科や麻酔科が挙げられます。

人材不足であることに加え、どちらの科も専門性の高い診療技術を要するため、定期非常勤とスポットバイト両方で高単価になっています。

また、これら二つの科以外の最近の傾向としては、精神科の定期非常勤当直や訪問診療などの勤務も注目できると思います。

フリーランス医師の割合が多い科は内科全般

フリーランス医師が働いている割合が高い科目は内科、特に内科全般(すべての科目の診療ができる科)、そして皮膚科の順になっています。

日本医師会総合政策研究機構「病院における必要医師数調査結果」より

これは単純に患者数が多いことと、病院側の定期非常勤やスポットバイトの応募数の絶対数が多いことにもよります。

自分は専門は外科系ですが、スポットバイトでは内科全般や全科当直で受けることが多く、その理由は案件の数が多いためです。

これからフリーランス医師を考えている先生は「自分の専門の科だけ」で収入を伸ばそうとしたらもしかしたらうまくいかないことがあるかもしれません。(特に外科系)

そのときは、この法則を理解し、自分の専門以外の科でも対応できるようにすることが、収入アップに繋がると思いますので参考にされてください。

フリーランス医師の仕事が得やすい科のまとめ

今回はフリーランス医師として収入を伸ばすという点に注目した際、麻酔科と産科が非常に効率がいいことをお伝えしました。

ですが、フリーランス医師になるために麻酔科や産科に転科するのは非現実的です。

専門性が高い分、他科の先生がすぐに参入できるものでもありません。

そのため、麻酔科や産科以外の先生は内科全般当直や全科当直を狙って案件を確保することが一番の収入アップだったりします。

以下の転職サイトでは、これらのスポット案件が多数紹介されていますので、現在フリーランス医師の先生はもちろん、これからフリーランス医師になろうと思っている先生、または常勤医だけど研究日にスポットバイトを入れたい先生も参考にできます。

ぜひご活用ください。






最後までお読みいただきありがとうございました。

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実際に自分も医局を離れるまで、医局から離れた生活を想像することができなかったので気持ちは分かります。
結論から言いますと、「医師の求人は常勤でも非常勤でもいくらでも探せる!」ということが言えます。
それでは医局を離れることがどうして不安なのでしょうか?
多くの先生が実際に医局を離れたことがないのに、医局から離れると悲惨な目にあう!、医者として生きていけなくなる!、などの言葉を後輩に投げかけます。
こうした漠然とした不安の植え付けが、見えない未来に拍車をかけて我々の不安を煽ることになると思います。