【リスク】医師の「資産形成」、始める前の注意点【利益の税率】

【リスク】医師の「資産形成」、始める前の注意点【利益の税率】

医師の「資産形成」始める前の注意点って!?

こんにちは、Dr.KyoJiです。

現在フリーランス医師として複数の病院で外来や手術業務、日当直の高額アルバイトを受けながら医師の資産形成についての情報を発信しています。

自分の行なっている資産形成の方法としては主にフリーランス医師のメリットのひとつ、収入を勤務医よりも多くなるような働き方を選び、その種銭を積極的に投資運用に使って資産を形成していく方法です。

前回のブログでは「医師の資産形成」の原点に返って、これから資産形成を行なっていきたい先生や資産形成のイメージがわかない先生に向けた記事を書いております。

「お金に困りたくない先生が最初に読む記事です」はこちらから

この記事を読んで「自分も資産形成を始めよう」と思っていただけた先生がいると(?)思いますが、今回は「資産形成を始める前に注意したい点」について話していこうと思います。

医師の資産形成の原則をおさらい

まずは資産形成の原則からおさらいしていきます。

以前の記事でお伝えしていますが、資産形成の大原則と言える3つの概念は

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 運用利回りを上げる

の3つです。

入ってくるお金の量を増やし出ていくお金の量を減らす、そして運用に回したお金の利回りが上がるようにする

この原則を頭の中に入れて資産形成を行なっていきます。

「支出を減らす」を透明化しよう

今回は3つの原則の中の「支出を減らす」という点にフォーカスを当て考えていきます。

支出を減らすにはどうすれば良いでしょうか?

まさにその通りです。が、一番理想なのは「現在の生活水準を落とすことなく支出を上手に減らしていく」を目標としましょう。

そのための第一歩として「家計の透明化」が有効です。

一般的な家計の見直し方法として

  1. 食費や水道光熱費、被服費などの生活費
  2. 家賃や住宅ローン、リフォーム費用などの住宅関連費
  3. 子供の教育費
  4. 社会保険費
  5. その他の雑費

などの種類に分別できる生活関連支出をそれぞれ見直しし、生活水準を落とさないような範囲で上手に減らしていくことが理想です。

医師の方の場合は、①税金、②生命保険料、③借り入れを見直すことによって収支が大幅に改善することがよくあります。

そこでこの3つの支出について深掘りしていきます。

税金を見直す

我々が収める税金は直接税と間接税の2つに分けられます。

直接税とは税金を負担する人が直接納める税金のことで、所得税や住民税などが該当します。

一方で間接税とは税金を負担する人と納める人が異なるもので、消費税や酒税、などが該当します。

この二つの納税法で我々が意識するべきはやはり所得税・住民税です。

毎年の税金は多くの先生にとって一番金額が大きい支出になるはずです。

しかし源泉徴収や確定申告などの仕組みを理解せず、どのように納税額が計算されているのかよくわからない方も多いようです。

資産形成として支出を抑えるポイントとしてご自身の税金がどのようにして算出されるのかを把握することが大切です。

自分の記事で医師の確定申告に関して控除のポイントをまとめた記事がありますのでこちらをぜひ参考にしてください。

勤務医が確定申告で節税するポイントを大解析【確定拠出年金】

 

意外と知らない、「株の税金」

ところで我々が株で利益を得た場合は、実は税金がかかることをご存知でしょうか?

株の利益に対する税金は20.315%(内訳:所得税及び復興特別所得税:15.315% 住民税:5%)と一律で決まっています。

例えば、株で10万円の利益を得た場合、約20%は税金で引かれるため、約8万円が手元に残る計算になります。

せっかく株で利益を出しても、約2割の税金が引かれると考えると決して軽視できない金額になるので心にとどめておく必要があります。

税金対策にはNISAが使える

株の利益には税金がかかると聞いて残念に思う人が多いと思います。

そんな方は、NISAという制度を活用してみてください。

NISAは、正式名称が「少額投資非課税制度」といいます。

これは、日本在住の人が、株による利益を得た場合、その運用益にかかる税金が非課税になる制度です。

通常のNISAなら年間上限120万、積み立てNISAなら年間上限40万まで非課税にできると決まっています。

自分の投資スタイルにあった方を選びましょう。

保険を見直す

皆さんは保険には幾つ入っていますか?

病気や怪我、天災など色々なアクシデントに備えて複数の保険に加入されている先生がおられます。

保険に入っておけば安心、と思うかもしれませんが一方で「この保険は必要かな?」と思い返したことはありませんか?

昨今は人口減少によって保険に加入する件数が減少していると言われ、その分高額所得者が多い医師への保険の売り込みが激しくなり、不要な生命保険を売られているケースもあると言われています。

いったん入れば安心、と思われる生命保険は我々の年齢や子供の成長、社会状況の変化などによって必要な保障金額は変わってきますし、保険の内容自体も見直す必要があることをご存知でしょうか?

特に外資系の終身積立保険に関しては利回りだけを見るとインデックス投資よりも利回りが悪く、長い目で見ると支出が増えてしまうケースもあります。

生命保険は税金などと一緒で我々の支出の大部分を占めるものです。定期的に現在加入している保険の見直しを行い、不要な保険は解約しましょう。

借り入れを見直す

最後は借り入れの見直しです。

一番多いのが住宅ローンや車のローンです。

これらのローン、いったい月にいくら払ってあとどのくらい支払いが残って、金利がどのくらいかは把握されていますか?

住宅ローンを例にとると、これも金融商品の1つですので様々な内容や条件があり、ニーズに合わせて選ぶことが重要になります。

住宅ローンの種類を挙げると

  1. 金利が常に一定の「全期間固定金利型」
  2. 市場金利と連動して金利が定期的に変動する「変動金利型」
  3. 一定期間固定金利、その後固定/変動を選択する「固定金利期間選択型」

などがあります。

これらの条件を把握して住宅ローンを選択し、状況によって定期的な見直しをすることで支出を抑えることができます。

医師の資産形成、「支出を減らす」第一歩は「見直し」から

今回は、資産形成を始める前に、現在の自分の支出を見直し、どの支出を減らせば良いのかを発見するヒントになる記事を書きました。

いくら収入が高くても、不要なところで多くの支出があっては資産形成はできません。

出ていくお金を透明化し把握して、不要な支出をとことん減らすことが資産形成の第一歩になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。