高配当利回り株のススメ

高配当利回り株のススメ

こんにちは、Dr. KyoJiです。

医師として働く傍ら、主に投資による資産形成を目指しています。なぜ医師なのに資産形成を目指すことになったのか、そのきっかけはこちらです。

今日は資産形成の一つ、株式投資に関連する話で、高配当株についてのお話です。最初にお伝えしなければいけないことは、このブログでは種々の資産運用を強制したり、ある特定の銘柄、物件の売買を強制するものではないということです。また不動産や株式の変動は誰にも予測できないので、あくまでこれらの売買は自己責任になることをご了承ください。

投資はあくまで自己責任でありますので、ご注意をば!

配当利回りとは

先生方は株式投資を検討された際に「配当利回り」という言葉をお聞きになったことはございますか?これから株式投資を検討されている方はこの「配当利回り」という言葉を知らない方もいると思いますので簡単にお話ししたいと思います。

配当利回りとは、購入した株価に対して、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを表した数値です。

計算は以下のようになります。
 配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額÷1株購入価額×100

配当金額が同じで購入株価が高いと配当利回りは下がり、購入株価が低いと配当利回りは上がることになります。また、購入した株の値段が同じで配当金額が大きいと配当利回りは上がり、配当金額が小さいと配当利回りは下がることになります。つまり配当金額からその企業を評価する指標の一つとして考えることができます。ちなみに配当利回りの他に配当性向なども評価の指標として使われます。

例を示しますと、

1株あたり1,000円の銘柄で1株当たりの年間配当金額が30円であるとします。上の式に当てはめると、

配当利回り=30円÷1,000円×100=3%      配当利回り3%

ということは、配当利回り3%の株100万円分を権利確定日に持っていれば、

100万円×3%=3万円

となり、3万円の収入になります。もしこの配当利回りが4%であれば4万円になります。このように、配当利回りの高い銘柄を保有すると、同じ保有金額であればより多くの配当を得られるということになります。

配当利回りの落とし穴

この配当利回りですが、購入した株価に掛け算するだけで配当金額が予想できるので非常に参考にはなりますが、落とし穴もあります。それは株価が下がった場合に配当利回りが上がることです。

例えば株価が1,000円1株当たり30円の配当を出す銘柄は、配当利回りが3%という計算になりますが、もし株価が500円まで下がったとすると、上記の計算で配当利回りは6%に上がります。高配当利回りの株を見つけた!と思ってもよく調べてみたら不祥事などで株価が急落していた、なんてことはよくあります。「配当利回りが高い」=「いい株」とは必ずしもならないことをご理解ください。

現在の高配当利回り株

次に2020年1月15日時点での、高配当利回りランキングをYahoo!ファイナンスより抜粋しましたので提示します。

https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=8&mk=1&tm=d&vl=aより引用

1位のマクセルホールディングスをはじめ、配当利回りの高い株が数多くみられます。それではこれらの株の中でどのようにして見分けていけばいいのでしょうか?

自分の目的の株を選ぶには

先ほど、高配当利回りといっても株価が下がったりなどすると相対的に利回りが上がるので、配当利回りが高い=良い株というわけではないことをお伝えしました。それではどのようにしてこの配当利回りの高い株から自分たちの目的とする株を選べば良いのでしょうか?私は中長期型の投資を心がけているので、ある程度長い期間保有していても株価が下落したりといった不安がないものを選びたいと思っています。

自分の目的にあった株を選ぶようにしましょう

自分では以下の3点を確認するようにしています。

  • その企業の収益や財務状況が安定しているか
  • 各年毎の配当金の推移は下がったりしていないか
  • 不況時に業績が驚くほど落下していないか

収益、財務状況をチェック

これは売上高や営業利益をチェックします。毎年順調に利益を伸ばしている企業であれば安心して保有していられますね。

このとき注意したいのは、売上高が伸びている原因が借入金であることがある点です。その為、売上高や営業利益の他に自己資本率にも注目しなければならないことがあります。自己資本率については次回の記事でお話しします。

配当金の推移をチェック

配当金の推移も確認事項のひとつです。配当利回りが高いといっても、前年度からいきなり配当利回りが爆上がりしていたら何か原因があるはずですし、その高配当が今後も維持できるか心もとない場合もあります。そこで各年毎の配当金の推移をチェックします。

例えば年代を経る毎に配当金が安定的に増配しているのであればその後の増配も予想できます。綺麗な配当推移のグラフを確認することが重要です。

不況時の財務状況は?

最後に確認したいことは不況時の財務状況です。景気が良いときに順調に成績を伸ばしているのは良いことですが、リーマンショックのように突然不況に陥った時にどのような推移になったかを確認することも重要です。例えば不況時でも黒字を貫いているような企業は信用できるので長期保有に向いている株であると思います。

いかに未来のあるシナリオを思い描けるか

高配当利回り株の特徴は長期的に保有することでその恩恵が得られるところです。短期的な売り買いによる利益とは異なる点にご注意ください。仮に配当利回り4%の株式を10年保有したとすると、

  • 10年で、配当金だけで投資額の40%(4%×10年)が回収可能
  • この期間に増配が続けば、この回収率はさらに高まる

このように10年先までを考えて、いかに未来のある株を選ぶことができるかが重要になります。

高配当利回り株の利点は長期保有にあると考えます

次回は高配当利回りの株式についてもう少し詳しくお話ししていこうと思います。