M3のアンケートから判明した医師のアルバイトの実態とは

M3のアンケートから判明した医師のアルバイトの実態とは

みなさんこんにちは、Dr.KyoJiです。

普段はフリーランス医として日中の外来業務や日当直をこなす傍らで医師の副業に関する総合情報を発信しています。

副業の仕方は人それぞれですが、自分の現在の資産形成のメイン手段としては、アルバイトや非常勤業務で得た収入を種銭として投資に回し、資産を増やしていく手段を取っています。

現状この方法が医師という職業を利用してもっともリスクを抑えた資産形成法であると思っています。

もちろんもっとリターンのいい方法があると思いますが、あくまでリスクを抑え、かつ医業に影響のない手段を模索した結果です。

今回は私も普段からよく使うM3(エムスリー)のアルバイトに関するアンケート結果をもとに、医師のアルバイトによる収入の変化についてお話しします。

M3(エムスリー)って?

まずはM3(エムスリー)について簡単にお話しします。

みなさんご存知のように、M3は、医療従事者を対象とした医療ポータルサイト「m3.com」のサービスを行っている企業です。

m3.comは、約27万人以上の医師が登録しており、まさに日本最大級の規模を誇っています。

ここに登録すると最新の医療情報にアクセスが可能になり、また医師同士で情報共有ができる、コミュニティの場としても利用することができます

m3.comは医療関係だけでもさまざまなサービスを提供していますが、医師のアルバイトや転職に関するサポートが充実しています。

その一環として展開しているサービスが、m3.com CAREERやm3キャリアエージェントです。

両者ともに我々医師のアルバイトや転職をサポートするサービスで、日々新規のアルバイトや転職情報をお知らせしてくれます。

COVIDによる医師のアルバイトはどう影響を受けたか

今回はこのM3が行なった「COVID-19による医師のアルバイト収入の変化」に関するアンケートをもとにお話しします。

このアンケートは全国1412名のm3.com会員に対して、アルバイトを受ける側での収入の変化、アルバイト案件の変化とアルバイトを募集する側(いわゆる医療機関側)での医療提供体制の変化とアルバイト受け入れ数の変化について行われています。

順に見ていきましょう。

アルバイトを受ける側について

まずはバイトを受ける医師の収入の変化についてです。

https://www.m3.com/news/iryoishin/768417

増加した先生が役1.9%に対して減少した先生が32.9%です。

次にアルバイトの現状についてですが

https://www.m3.com/news/iryoishin/768417

中止または減少したと答えた先生はトータルで33.8%でありました。

この結果からは、全体で約3割の先生がアルバイトの減少が収入の減少に繋がっていることが読み取れます。

アルバイトを受け入れる医療機関側について

ではアルバイトを受け入れる医療機関側はどのような変化があるのでしょうか

https://www.m3.com/news/iryoishin/768417

診療体制自体が縮小されたのが全体の13.2%に留まっています。

またアルバイトを減らしても診療体制を維持、すなわち常勤医の負担を増やしている医療機関は11.1%です。

この結果から、COVIDによる診療体制の変化がアルバイトの案件の変化に直結している割合は合計で24.3%に留まっていることが読み取れますね。

https://www.m3.com/news/iryoishin/768417

最後に実際にアルバイト案件がどう変化したかをこちらのグラフから読み取ります。

案件が中止、または減少した割合はトータルで27.1%と上記で述べた診療体制の変化によるアルバイトの案件変化とほぼ同程度になっています。

つまり、全体で役2割強の割合で、COVIDの影響で診療体制が変化しアルバイトの案件が減少したといえます。

考察:案件情報を知らない先生が多い

これらの結果をまとめると

約3割の先生がアルバイトの減少が収入の減少に繋がっている

全体で役2割強の医療施設で、COVIDの影響で診療体制が変化しアルバイトの案件が減少

となります。

ここで視点を変えると

「全体で2割強の病院しか案件を削っていないのに3割の先生がアルバイト削減で収入減少担っているのはなぜか?」

という疑問が生まれます。

もちろんアルバイトを受ける医師の数と医療機関の数は一定でなく、比較することは難しいですが、自分が日々働いている印象からすると、

実は案件は探せばあるのに、バイトを削られても他を探していない先生が一定数いるのではないか?

と思えます。

確かにエムスリーだけでなく他のサイトや仲介業者でも案件は減少していますが、ゼロにはなっていません。

募集自体はほぼ毎日新規案件が送られてきますし、十分高額良案件と言えるものもあります。

それにもかかわらず収入が減る先生がいるということは、それらの案件に募集していない、または案件がたくさん残っていることを知らない、

という状態の先生がいるのではと思いました。

アルバイト案件情報を積極的に入手しよう

そのため、まずはアルバイトの案件情報を積極的に受け取るようにしましょう。

今回ご紹介したM3だけでも十分な案件情報が送られてきます。

数ヶ月先の案件もあれば、直前で空きが出た比較的単価の高い案件も送られてくるので実用性は高いです。

さらに、M3登録医師にだけ送られる非掲載の案件も多数ある(むしろ良案件のほとんどがこれに該当)ので会員登録はオススメされます。

もちろんアルバイト、スポット案件だけでなく常勤先を変える転職についても数多くの案件、情報を備えています。

キャリアコンサルタントのサポートが充実しており是非活用してもらいたいサイトです。

参考までに

◇こんな医師におすすめ

たくさんの情報を得たい

転職の目的は主に年収のアップである

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今回は以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。